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老化

AGEs 終末糖化産物とは

育毛の達人 発毛診断士の佐野です。

身体の糖化は薄毛と直結しています。
結論から先に言いますと、頭皮が固くなるためです。

糖化により頭皮が固くなると血流が悪くなります。
血流が悪くなれば、栄養分が毛乳頭に届きにくくなり、
髪の毛のツヤやコシも低下していきます。

糖化というのは具体的にどんなものなのか、といいますと、
糖分をとることによって体のタンパク質と結合した「終末糖化産物」です。
英語略では「AGEs」と呼ばれます。

AGEs(終末糖化産物)は身体に蓄積されるもので、
これが多いほど老化も進みやすくなると言われています。

毒性もあり、しみ、しわ、肌のツヤを失うだけでなく、薄毛や白髪を促進させます。
さらには心臓や骨、神経系などにも悪影響を及ぼす原因になっています。

AGEsが増え、血流が悪くなることで、
毛乳頭の細胞や毛母細胞の活動がどんどん低下していきます。

また黒髪をつくる元であるメラニン色素はメラノサイトですが、
メラニン色素の生産もAGEsが増えるほど少なくなります。
これが白髪が発生する原因のひとつだと言われています。

AGEsが大量に含まれる食品、飲料の代表はファーストフードで提供される食べ物ですが、
他にも身近なところに潜んでいます。たとえば焼き鳥や唐揚げ、トーストなど。

これらに共通することは「焦げ」です。
ホットケーキなどこんがりとキツネ色になりますが、
この中には特に大量のAGEsが含まれているのです。

年に数回たべるくらいなら良いのですが、定期的に食べることで、
AGEsはどんどん身体に蓄積されていきます。
 

AGEsを排出する食品

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口にしてほしいのは、ブロッコリーアーモンド
これらはAGEsの生産を抑えたり、排出したりする作用があります。
アーモンドは片手で握れる分の量が適度です。

基本的に体に悪いものを取ると活性酸素がより出やすくなり、
口臭、にきびなどに現れます。

本来、玄米を食べていたら、おかずはいりません。
そして玄米には解毒作用もあります。
良い食べ物とは、穀物と野菜を丸ごと食べることです。

「カラメル色素」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
この物質は安価なものは天然でなくアンモニアから大量生産されたもので、
発がん性物質があります。
ですからコーラなどの飲み物は糖分控えめになったコーラも強くお薦めしません。

少し前のニュースでも特定保健用食品を剥奪された商品が話題になりましたが、
そもそも特定保健用食品自体、それほど当てにはできないものです。
なぜかというと「特保」にするために、たくさんの添加物を使っているからです。

どうしても揚げ物を食べたいときは、大豆製品の揚げ物にしましょう。
大豆は揚げても他の食品ほど酸化しません。

つい先日のニュースで、大食い大会で気管支を詰まらせて亡くなった方がいると報道されていました。

そもそも大食いという行為自体、病気にかかりやすいのです。
酵素が消化ばかりに使われるため代謝に使われなくなります。
さらに大量の酵素が必要になります。
一番良いのは、小食にし酵素をたくさん摂ることです。

薄毛だけでなく、肌や身体にも影響をおよぼすAGEs。
長年、食べなれてきた習慣や、おいしさを知っている舌を制御するのは大変なのですが、
こうした習慣を意識的に少しずつ変えていくことが健康体に変え、
薄毛の誘発原因を減らしていくことにつながります。