育毛の達人公式ブログ
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育毛の達人
発毛診断士の佐野です。

数年前に私より数歳年上の知人がこう言っていました。

「年をとってきたので、最近は睡眠時間が少なくて、早朝に目覚めてしまうんだよ・・・」

爆睡ネコ

年を重ねるごとに早起きになる理由

若い頃はあれほど早起きがつらかった人も、年をとると自然と早起きになってしまう・・。これはよく聞く話なのですが、そもそも加齢すると、どうして早起きになってしまうのでしょう?

それは、2つの大きな原因があるからです。

【体内時計の変化】

体内時計とは約24時間周期の生体リズムです。睡眠そのものは、血圧、体温、またホルモン分泌などに合わせて調整されているのですが、加齢するごとに体内時計が短い周期になっていくのです。

【睡眠が浅くなる】

ノンレム睡眠とレム睡眠という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
睡眠中の脳波は、睡眠が深くなる「ノンレム睡眠」と、浅い睡眠の「レム睡眠」を交互に繰り返します。
年齢が若い人ほど深い眠りの「ノンレム睡眠」が長く、睡眠の浅いレム睡眠は短め。
年を取るほど深い眠りの「ノンレム睡眠」が短くなるのです。さらには途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」という症状も起こります。

ですから高齢になればなるほど加齢により睡眠の質が落ちてくるのです。これが進むと睡眠障害になるリスクもあります。

アンチエージング研究や対策が近年高まっているのは、こういう理由もあるのです。

私も現在ちょうど50歳になるのですが、ここ数年はまさに上記の症状を実感しています。つまり加齢による成長ホルモン分泌の減少を体感していたのです。
今回、改めて スーパーHGプレミアム をご紹介させて頂いたのも、熟睡できるように自分用に自費購入する目的もありました。

介護を必要とせず日常生活を送れる年月は「健康寿命」と呼ばれています。
2013年の厚生労働省統計では、日本人の健康寿命は男性が71.19歳、女性が74.21歳。
健康寿命を延ばすためには、40代から60代までの間に体を調整しておく必要があるとのことです。

単に長生きするだけでなく、人様に手間をかけず健康に生き生きとした人生を全うしたいですね。

ジャネーの法則

ジャネーの法則

以前のメルマガで、「子供のときより、大人になるほど時間の経過を早く感じる」と書いたことがあります。

これは依然、釈然としなかったのですが、調べてみたところどうも19世紀にすでに心理学で説明されていたようです(汗)
19世紀のフランスの哲学者であるポール・ジャネという人が発案し、甥の心理学者の著書で「ジャネーの法則」として紹介されております。

詳しい説明を端折りますと、つまりこういうことらしいです。

例えばですが「5歳の人間が感じる1日は、50歳の人間の10日分に相当する」のだそうです。

その理由は、時間の感じ方の差は、脳が整理した過去の情報を後で振り返った時「どれぐらいの長さに感じるか」という感覚の違い。
同じ1分の間に体験することであっても、新しいことをたくさん覚える若いうちは時間が長く感じ、経験を積んできて記憶することが少なくなると時間が短く感じるため。

確かにそう言われてみると、初めて行く土地にたどり着くまでは長く感じますが、
何度も行き来しているうちに、最初にたどり着くまで長く感じた時間は、ずっと短く感じることはよくあります。

加齢すればするほど時間の経過を早く感じるのは古今東西、共通の認識だったのですね。
育毛の達人を始めたのが30代中盤でしたので、今、そう考えると時間があっという間に過ぎてしまった実感があります(汗)