かれこれ4年前に、ぎっくり腰や五十肩のお話しをしたことがあります。
四十肩、五十肩になったことがあります。
特定の姿勢で腕を伸ばすと肩の接合部分の骨と骨の神経が直接擦り合うような激痛が走るのです。
病院で何度も痛い注射を打ってもらったりしたのですがいっとき痛みが和らぐだけ。
治る気配がありません。
しかしある日、突然、何事もなかったように治ったりします。
と思ったら、ちょっとした拍子に突然再発(汗)の繰り返し・・
病院や医師に原因を聞いても、現代ですら明確な理由がないそうですが、
加齢と関わっているであろうということはいえるということでした。
しかし私の見解では、やはり肩周りの血行不良だと思います。
いわゆる運動不足ですね。
なぜなら当時、痛みがピークに陥った時期はデスクワークが長時間に渡った頃で、
肩周りを硬直したような姿勢で毎日仕事をしていたからです。
その後、実験的に肩回しやストレッチ、
それから適度な運動で血流促進をさせたところみるみる軽減していきました。
今ではすっかり完治しています。
肩回しは、背泳ぎでクロールをかくような腕の動かし方です。
それから首を左右、前後に動かす。
最初は上腕を動かすのが痛く無理に動かすと
「ミリッ、ミリッ」
と、軟骨か何かが擦れたような音がしました。
しかし騙し騙し、しているうち問題なく動かせるようになり1か月くらいしたら解消。
当時、やはり髪にハリがない・・と強く感じていた頃でしたが、
肩周り運動を意識的に増やすことにより、あからさまに髪も改善しました。
これは肩付近で滞留しやすくなっていた血流が頭部まで流れやすくなっていったのだと思います。
首回り、肩周り。
身体を動かさない仕事をされている方は、
意識的に動かさないと血流が滞留しやすくなりますので注意されて下さいね。
特に頭部は重力の関係上、血も上りづらくなりがちです。
そうすると栄養が詰まった血が必要な頭部、
そして髪への影響も計り知れなくなる、というわけです。
四十肩、五十肩がある無しに関わらず、肩周りや首の軽い運動を日常化させるのは
太くて強い髪を維持することに貢献してくれるものだと思います。
髪に元気がない?
と思ったら、ひとまず肩のコリ、首のコリの血流不足も疑ってみましょう。
日頃の脱毛予防
歯が悪くなってから歯科医に通っても手遅れ(歯の治療痕だらけになる)だということを痛感しました。
なぜなら良心的な歯科医に通い始めて以来、虫歯治療を受ける必要がまったくなくなったからです。
事前に虫歯にならないケアをしっかりしておけば、そもそも虫歯になる確立は極めて低くなるからです。
著書やメルマガでも過去何度か書いておりますが、虫歯、歯槽膿漏はバクテリアによって体中の血中が汚染されます。
つまり身体中の病気を引き起こす原因になりえるということです。
脱毛症状にも間接的につながっているのですね。
で、予防の考え方が大事だな、と思ったのは医学だけではありません。
クルマの教習所で「予測運転」の重要さを教えてもらった記憶はないでしょうか?
「たぶん人は飛び出してこないだろう」→×
でなく
「もしかしたら人が飛び出してくるかもしれない」→〇
だろう運転じゃなく、かもしれない運転、ってやつです。
これも予測の考えにつながります。
災害に備えた予測と予防。
病気予防。
いろいろありますが・・
薄毛になってからあれこれ慌てないよう、日頃の脱毛予防にも力をいれましょう。