しかし 更年期の時期には「薄毛が進行する」ともいわれています

前項で説明したように、更年期に発症するFAGAは、卵巣機能の衰えが原因の（ある意味）加齢症状です。何もしないで自然に治ることは、残念ながら考えられません。

ホルモンが増える事は、ほぼ無いだろうとも 言われましたが、自分ではまだ４０歳て気持ちもあり、オシャレもしたいし 若々しくいたいです。 更年期からの健康な髪を望むのは無理なのでしょうか？ ご存知の方、良いアドバイスをお願い…

さらに、こういった更年期の女性の脱毛症は、「全体的に、少しずつ」薄毛が進行することが特徴で、「瀰漫（びまん）性脱毛症」とも呼ばれます。
「自分ではなかなか気づきにくい」ということと、やはり「人に相談するのが恥ずかしい」という気持ちもあり、ついつい放置してしまいがちです。

一般的には女性のヘアサイクル 1日に100本前後の髪の毛が抜ける一方、それと同じくらいの髪の毛が生えてくるため、髪の毛のボリュームは変わらずに保たれています。
しかし、更年期に入った女性は、ホルモンバランスの乱れから髪の寿命が短くなり、生える髪の毛よりも抜ける髪の毛の方が増えてしまいます。そして、少しずつ薄毛が広まっていくのです。

更年期の薄毛で、誰にも相談できずに悶々と悩んでいる人は、専門クリニックの無料カウンセリングを受診してみてはいかがでしょうか。
薄毛の悩みを話すだけでも、気持ちが晴れやかになるというものです。また、女性が安心して来院できるよう、女性専用の待合室を設けているクリニックも少なくありません。

更年期のトラブルというと、とかく心身の不調を意味する「更年期障害」がピックアップされます。しかし、更年期の時期には「薄毛が進行する」ともいわれています。なぜなら、健やかな髪の発毛や育毛もまた、女性ホルモン「エストロゲン」の影響によるものだからです。

薄毛を放置しても、症状が深刻化するばかりです。女性は何歳になっても美しさを求めるもの。だからこそ、更年期に備え、早期に適切な薄毛の対策をするべきなのです。

更年期障害は、ホルモンバランスの乱れによる自律神経の不調から起こる症状です。
まだ更年期には至らない年齢でも、ホルモンバランスが乱れると、同様の症状に悩まされる場合もあります。

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50代後半なのですが更年期の症状からか 髪の毛が薄くなってきています。 娘としてどうにかしておげたいのですが育毛・発毛に関する知識に疎い…

なお、更年期障害は、遺伝的な要素や長年の生活習慣などによっても症状が違い、症状や時期、強弱などは人それぞれと言われています。

男性ホルモンのジヒドロテストステロン（DHT）が毛母細胞のはたらきを阻害するという脱毛メカニズムは、成人男性の代表的な脱毛症である「AGA（男性型脱毛症）」のメカニズムと非常によく似たものです。
女性のホルモンバランスの乱れからくる脱毛症は、「FAGA（女性男性型脱毛症）」とも呼ばれます。女性の更年期の脱毛症は、その典型的なパターンだといえます。