ヘアスタイルによって抜け毛が悪化してしまうケースがあります
一般的に年齢と共に抜け毛は増え、50~60代になるとさらに抜け毛の本数が増えます。 また、季節によっても抜け毛の数は変化し、秋(9・10・11月)になると抜け毛が多くなります。これは、夏の紫外線や暑さで頭皮(とうひ)に軽い炎症が起き、これが障害となって、毛髪の成長が阻害され、抜けていくためといわれています。
抜け毛をケアするには、シャンプーや育毛剤でヘアケアを行うと同時に、ライフスタイルの見直しも欠かせません。
ナリシング(血行促進・毛母細胞の活性化)、クリーン(ふけ・かゆみを防ぎ、清潔に保つ)、バランシング(抜け毛予防)、3つのスカルプバランシング効果により、毛母細胞と頭皮へはたらきかけ、抜け毛を防ぎ、輝きのある濃く美しい髪を育てます。抜け毛予防はもちろん、病後・産後の抜け毛予防にも。
ヘアスタイルによって抜け毛が悪化してしまうケースがあります。いつも同じ部分に分け目を作っている、きつく結ぶ髪型を毎日続けているなどは注意が必要です。同じ部分の髪の毛が引っ張られ続けることで負担がかかり、抜けやすくなってしまうためです。
AGAの場合、一度発症すると何もせずに薄毛が改善することはありません。早ければ20代前半で抜け毛が増えはじめ、30代になる頃には生え際や頭頂部の毛量が大幅に減ってしまったという方も見られます。
ついエスカレーターを使ってしまう、仕事がデスクワークであるなど、運動不足になりがちな人も抜け毛のリスクが高まります。運動不足だと血流が悪くなりやすいためです。またデスクワークではパソコンの操作が欠かせませんが、パソコンで目を酷使することでさらに頭皮の血流の悪化を招きます。
「最近抜け毛が増えた気がする…」
「髪のボリュームがなくなってきた…」
「抜け毛が続く」「大量に抜ける」といった場合は、主治医に相談するか、もしくは皮膚科で診察を受けましょう。
ペプチドと植物エキスのプレミックス原料。医薬品以上の育毛・発毛効果(ミノキシジルの3倍)があり、男性型脱毛症の原因である5αリダクターゼを強力に阻害します。植物エキスにより、抜け毛を抑え、頭皮の育毛環境を整えます。
男性型脱毛症(AGA)とは、額の生え際や頭頂部から抜け毛が徐々に進行していく男性特有の脱毛症です。
治療法として、抜毛症は行動認知療法や向精神薬、脱毛症は抜け毛治療薬や生活習慣の見直しなどがあり、それぞれに対するアプローチも異なります。
なんだか最近、抜け毛が増えてきた気がする…。でも、一体何が原因なの? どんなお手入れをしたらいい? シャンプーは何を使えばいいの? そこで今回は、抜け毛の原因やおすすめのアイテム、ヘアケア方法を資生堂の研究員が解説します。