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しかし 唯一憂うつなのが時差ボケ

時差ボケはそもそもなぜ起こるのでしょうか?そして、時差ボケはすぐに改善することができるのでしょうか?

「寝ているのに眠い」といった社会的時差ボケのような症状で多くの方が悩んでいるようです。

時差ぼけの方はもちろんですが、普段からあまり眠れないという方も時差ぼけの方と同じように睡眠対策をされることが必要です。特に近年ではソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)といい、規則正しい生活を普段送っているにもかかわらず、休日に夜更かしや朝寝坊をするだけで、時差ぼけと似たような症状が出る症例が見られます。少しでもそのような症状を感じられている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

海外旅行から帰ってきて、一番つらいのが時差ボケ。しっかり時差ボケ対策をしていても、どうしても睡眠のリズムが狂ってしまいうことってありますよね。今回は、そんな時差ボケのエピソードと対処法を聞いてみました。

私の同期は、アメリカ出張の際に時差ボケ用にデパスではありませんが睡眠導入剤の処方を受け、現地で服薬して寝たところ、朝部屋に見覚えのないコンビニの袋が部屋にあり、レシートが残っていたので見てみると夜中にコンビニに行ったことが分かりました。幸いに何もなかったから良かったものの事件などにも巻き込まれていた可能性があったことがありました。

しかしこの寝だめ、海外旅行で生じる「時差ボケ」のような状態を引き起こしてしまいかねないということをご存じでしたか?

しかし、唯一憂うつなのが時差ボケ。現地に着いた瞬間はテンションが上がり、元気に動き回れるのですが、翌日以降なんとなく眠りが浅くなり、日に日に疲れが溜まっていくような!? そして帰国後、リフレッシュのはずが逆に疲れを背負い込んでしまった……なんてこと、ありますよね?

寝だめによって、平日と週末の就寝・起床時刻に大きな差ができ、体内時計にズレが起こります。これによって、海外旅行に行っているときと同じような「時差ボケ」の状態になってしまうのです。

そこで“お風呂博士”と呼ばれている、バスクリン 広報の石川泰弘(いしかわ・やすひろ)さんに、時差ボケを軽減させる究極の入浴術を教えていただきました! 石川さんは、温泉入浴指導員(厚生労働省規定資格)と、睡眠改善インストラクター(日本睡眠改善協議会認定資格)の資格を有する方。講演やセミナーは年間約60回にも及び、各メディアでの取材依頼がとても多い方なのです。

日本行き(帰り)のフライトは色々な時間帯の便があるものの、多くはハワイを日中に出発して、日本の日中に到着するパターン。そのため、日本に帰国してからの時差ボケを防ぎたい人は、帰りの飛行機ではなるべく寝ずに過ごすのが良いでしょう。到着後もそのまま夜まで過ごし、グッと深い眠りにつけたら時差ボケもかなり軽減されますよ。

旅先で、帰国して、時差ボケになってしまうのは、ある程度は仕方ないことのようです。寝るか寝ないかで普段の生活時間に合わせるよりほかに、いい対処法もなさそうです。海外旅行に行く場合は、時差ボケのことも考えて、少し余裕を持った日程を組んだほうがいいかもしれませんね。

しかし、この寝だめこそが「社会的時差ボケ」を引き起こす主な要因なのです。