今後も 「ザバス」は進化を続けます
「こうした取り組みを実現できるのは、アスリートへの栄養指導チームがある『ザバス』ならではです。」
1980年、アスリートの栄養をサポートしたいという思いから誕生した「ザバス」。ブランド名は「Source of Athletic Vitality and Adventurous Spirit」の頭文字をとって名付けられたもので、全てのアスリートの「競技に挑む力とあふれでる冒険心の源」であり続けたいという意味が込められています。
シェイカーを使用しなくても水に溶けやすくなり、この溶けやすさが「ザバス」ならではの強みとなっています。
粉末プロテインをはじめ、ドリンクやバー、ヨーグルトといった手軽なプロテイン商品も揃える「ザバス」。近年、アスリートではなくても、運動を楽しみながらプロテインを摂取するという習慣が広がっているのではないでしょうか。ひと昔前まで、プロテインといえばアスリートがカラダづくりのために“我慢して飲むもの”。そのイメージをどのように覆したのか、「ザバス」の研究に20年以上携わる田中と、現在飲料の開発を担当する上田に聞きました。
長年、アスリートの実態に基づいて栄養を設計し、配合を改良してきたことで、トップアスリートのみならず、部活生や運動愛好家まで「ザバス」ブランドへの信頼を築くことができました。そこに溶けやすさ・おいしさの改良が加わったことで、ザバスがより多くの運動する人に支持されるようになったといえます。
品質を追求し続け、世界を目指す──。今後も、「ザバス」は進化を続けます。
「ザバスのプロテイン」は、パウダーやドリンクなど幅広いラインナップが人気。フレーバーの違いはもちろん、女性向け・ジュニア向けもあり特徴がそれぞれ異なります。目的に合うものを選びたいですよね。
「ザバス」は、「溶けやすさ」「おいしさ」「栄養設計」へのこだわりと手軽な剤型の展開によって、アスリートだけでなく運動する多くの人へとユーザー層を拡大してきました。特に、ここ10年ほどは健康意識の高まりからフィットネスブームが続き、日本のプロテイン市場は大きく拡大し、「ザバス」も売り上げを伸ばし続けています。「ザバス」は市場シェアナンバーワンを誇るブランドとして、今後も幅広いニーズに応えた商品を展開し、運動する多くの人のカラダづくりをサポートしていきます。
「アスリートは強度の高い運動をするため、一般の人よりも多くの栄養素を必要とします。そのため、『ザバス』にはプロテインだけでなくビタミンやミネラルも配合するとともに、これらの栄養素について、厚生労働省が定める食事摂取基準よりも多い量を『ザバス』独自の目標摂取量として設定しています。そして、アスリートの食事調査から実際に摂取している栄養量を割り出し、目標との差分を摂取できるよう、『ザバス』に配合する栄養設計としています。」と上田は話します。
原料の風味は産地によって異なるため、それぞれの原料に合わせて研究員が味付けを考え、消費者に求められる味へと仕上げていったのです。おいしさや飲みやすさを重視した製品が登場したことは、アスリートなどの限られた人だけでなく、運動するあらゆる人たちに「ザバス」が広がるきっかけになりました。
飲料は1本あたりの金額が手頃で粉末よりも購入のハードルが低く、より多くの人がプロテインを手に取るようになりました。そして2023年には、20g/200mlという高濃度のたんぱく質含有量を実現した「ザバス MILK PROTEIN 脂肪0 チョコレート風味」を発売。たんぱく質の含有量が増えるほど液体中の固形分が多くなるため、殺菌時に焦げ付きやすくなりますが、明治が蓄積してきた乳飲料の製造技術を活用して高いたんぱく質濃度とおいしさを両立しました。これは世界的に見てもトップクラスの高たんぱく濃度の飲料です。上田は、「明治の知見を活かすことで、新しい価値を付加した商品を展開していきたい」と今後の意気込みについて語ります。
「ザバス」には、発売当初からアスリートに栄養指導するチームがあり、アスリートの実態や声をデータにまとめ、商品の改良に活かしてきました。その中でも、アスリートが普段どのような食事を取っているか調査したデータは、「ザバス」の栄養素を設計・配合するための重要な指標になっています。