育毛の達人、発毛診断士の佐野です。
自宅にも、勤務するオフィスにも、スーパーにもおいてあり、
調味料やコーヒー、紅茶にも何気に入れるもの。それは・・・
「白砂糖」
麻薬というと大げさなのですが、麻薬に匹敵するほどの依存性があるのが「白砂糖」。
そして、うつ病を引き起こしやすい原因になるのも白砂糖です。
麻薬というと、モルヒネ、ヘロイン、コカインなどがあります。そして白砂糖と共通するのもなぜか白い粉であるということ。
砂糖中毒は肥満を引き起こすだけでなく、血液も汚し、思考力を鈍らせ、短気にさせます。
スタ○などで提供されるコーヒーなども、とんでもない量の砂糖がはいってますので、私個人は絶対に立ち寄ることはありません。
ストレスがあると甘いものを食べたくなる方もいらっしゃると思います。
しかし甘いものを食べると、日常的に食べないと気が済まなくなってきます。
無理して断つと禁断症状的な(汗)イライラがピークに達しますが、
バナナなどを食べて我慢しながらこの期間を過ごすと、身体に変化が現れます。
まず冷え性が改善され、女性であれば生理痛も軽減、アレルギー症なども改善する例も少なくありません。さらには歯周病、内臓疾患、視力低下なども改善し始めます。
そしてアンチエージングにマイナスに働くのも、実は砂糖なのです。
砂糖依存になると、老化も早まるので、せっかく美容に力をいれても努力が無駄になる可能性が高まります。
※歯の病気に関する補足
「予防治療が進んでいない日本の歯科事情」が興味深いです。
砂糖だけでなくファストフードも同じです。
以前、ファストフード発祥国のアメリカでラット実験がありました。
安くて美味しいファーストフードに夢中になるのは人間だけではないようです。
ジャンクフード漬けになったネズミは栄養価の高い健康食を与えても見向きもせず餓死を選んでしまう、というものです。
与えられたファーストフードの内容は、油たっぷりのベーコンやソーセージはもちろんチーズケーキまで。量は制限無し。
すると人間の麻薬中毒患者に似た症状が出始め、ファストフードを食べようとすると電気ショックを与えるようにしても手を出し続け、健康食には見向きもせず、自虐行為まで行うようになったということです。
実験では、どうもファストフードには脳のドーパミン分泌を促す作用があるようで、これはコカインを吸ったり性的快楽を味わったり、濃厚なデザートを食べるときと同じ効果があるためではないかと推測しているようです。
高カロリーで栄養価の低いファストフード。
確かにリピートしてしまう秘密はこんなところにあるのかもしれません。
で、ファストフードは育毛にも弊害があります。
まずこれらには着色料や防腐剤などの添加物がてんこ盛り。
そして飲み物の主流は砂糖を大量に使ったジュース、デザート。
砂糖がたっぷりはいったジュースや炭酸水はリンがカルシウムを奪います。
当然、カルシウム不足になり、イライラしてきれやすくなります。
そのため自律神経優位になりやすく、常に身体にストレスがかかった状態になります。
ドロドロ血になりやすくなるうえに、ストレス状態になると、お分かりのとおり身体中の血流は硬化します。そして身体の一番上についている頭には、血がとおりにくくなりもちろん栄養も毛根に届きにくくなっていくわけですね。
血のめぐりが悪くなると、血管はそれを回避しようとして従来流れていた血管が他方面に迂回ルートをとってしまいます。生命の危険を身体が感じると、毛根などの末端には血が届かなくなるわけです。
薄毛になる根本的な理由というのは、口にする食品だけが原因とは言えませんが、運動や睡眠など、日常生活の習慣に起因していることが大半です。
だから体質改善。
これは薄毛を治すための基本なのです。
薄毛体質は個人個人の生活習慣のどこかにも問題があるのです。