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抜毛症の原因は 多くの場合が精神的ストレスです

抜毛症の患者さんも、毛がなくなることで外見が悪化することを苦にしています。そのため、精神衛生上も、毛が復活したほうがよいはずです。
抜毛症の患者さんは、精神科などの専門の治療を早期に受けたほうがよいでしょう。

抜毛症の患者さんには、「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」や「クロミプラミン」といった抗うつ薬が処方されることが多いでしょう。

抜毛症は精神疾患なので、医療機関に行けば治療できるかもしれません。そして毛を抜く習慣が単なる癖でなく抜毛症であれば、医療機関でなければ治すことはできません。
ストレスが抜毛症を生み、抜毛症が見た目の悪化を生み、それがまたストレスになるという悪循環に陥る前に、医療の力を借りてください。
また、抜毛症は周りの人でも気がついてあげることができるので、やんわりと受診をアドバイスしてあげてみてはいかがでしょうか。

抜毛症の原因は、多くの場合が精神的ストレスです。日常生活を送る中で大きなストレスに晒されたことが原因で発症するケースが多く見られます。
生活をする中で不安を感じたとき、髪の毛を抜いたことで気持ちが軽くなる経験をし、それから不安が起こるたびに安心しようと同じことを繰り返してしまうようになります。
また前述のように、抜毛の症状が出るのは睡眠中であることも多いです。睡眠中は自分を制御することができないため、髪の毛の引き抜きが進行します。

抜毛症は自分で髪の毛を引き抜いてしまう疾患です。子供や女性に多いといわれています。
頬杖をつく、貧乏ゆすりをする、脚を組むなど、誰にでもついやってしまうクセがありますよね。抜毛症は自分の髪の毛を抜くクセがエスカレートした状態で、重症化すると、頭皮の一部の髪の毛が丸ごとなくなるケースもあります。
抜毛症の患者さんは、自身でも髪の毛を抜くことを恥ずかしいと感じているものの、クセで髪の毛を抜くことをやめられない自分への嫌悪感を抱いている方が多いようです。なかには眠っている間に、無意識に引き抜いてしまう患者さんもいます。女性の場合、女性ホルモンの影響で症状が悪化する場合もあります。
また、抜毛症の患者さんの4割近くが、抜いた髪の毛を噛んだり飲み込んだりしてしまう食毛症を併発しているといわれています。飲み込んでしまった毛は毛玉になって消化器官にたまり、毛髪胃石、腸閉そく、栄養失調などの体調不良の原因になることがあります。
ほかにも、毛を抜きすぎることにより指にあざなどができる、首や肩などを痛める、髪の毛を噛むことで歯を損傷するなど、頭部以外にもさまざまな悪影響を及ぼします。

抜毛症が悪化すると、毛髪がほとんどなくなるほど抜いてしまいます。「抜くのをやめよう」と思ってもやめることができず、それがさらに新たなストレスになります。
ただ、毛を抜くことで安心感を得ている人もいます。
そして無意識に抜いている人と、抜いている意識がある人がいます。
この症状は生涯続くこともあります。
抜く毛は、頭髪の他、眉毛や睫毛が多く、そして全身の毛を抜くこともあります。

抜毛症は思春期の直前または直後に発症することが多く、発症確率は1、2%です。
患者さんの90%は女性とされています。

抜毛症の改善方法は、医療の力を借りることです。
治療法には薬物療法と認知行動療法があります。

認知行動療法とは、正しい行動を認識させて、間違った行動を減らしていく治療法です。
抜毛症の患者さんに対しては、まず、自分がしている毛を抜く行為を自覚してもらいます。つまり、抜毛症の患者さんでも、常に毛を抜いているわけではありません。そこで、抜いているときと抜いていないときを知ってもらうわけです。
次に、どのようなときに毛を抜くのか探ります。そして特定のストレスが生じたときに抜毛症が発生することがわかったら、そのストレス要因を取り除きます。

初めてのファッションショーは、千葉のイオンモールで開催された「チバフリ」。抜毛症の公表から2カ月後のことでした。土屋さんはランウェイのトップバッターを務めました。

抜毛症の原因はストレスとされています。ただ、なぜストレスが毛を抜く行動を起こすのかはわかっていません。
また、女性の場合、月経の終期に合わせて症状が悪化したり改善したりすることがあるため、ホルモンが関係しているとの説もあります。

抜毛症の原因はストレスや不安、欲求不満なので特効薬というものは存在しません。