育毛の達人公式ブログ
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抜け毛予防だけでは物足りない

発毛剤は症状の進行度合や脱毛症のタイプによっては効果が得られない場合があります。

一般的に医薬品とは、疾患や症状を治療するのが目的です。医薬品の発毛剤は毛髪を発毛させ、薄毛や抜け毛という症状を治療することができます。ただし使用対象が壮年性脱毛症の方に限られています。そのため症状のない方が壮年性脱毛症を予防するために使うことはできません。

一方、医薬部外品は症状を予防するのが主な目的で、治療効果を期待するものではありません。疾患をもつ人ではなく、健康な人ならどなたでも使用可能です。薄毛や抜け毛を予防する育毛剤がこれに当てはまります。

壮年性脱毛症で薄毛や抜け毛を改善させたいという方は医薬品の発毛剤を選び、薄毛や抜け毛を予防したいという方は医薬部外品の育毛剤を選ぶのが適切です。

医療機関で行う発毛治療は、発毛に有効な成分を、ほぼ100%吸収させることが出来るので、薄毛・抜け毛に高い効果を発揮します。壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。

発毛剤には、新しい毛を生やしたり毛髪の成長を促進することで、薄毛や抜け毛を抑制する効果が期待できます。壮年性脱毛症はヘアサイクルの乱れが主な原因です。

通常髪には毛が生えてくる成長期、毛の成長が止まる退行期、新しい毛を作る準備をする休止期というヘアサイクルという周期があります。壮年性脱毛症になると、この成長期が短くなり成長しきっていない毛が退行期や休止期に入り短期間で毛が抜けてしまう状態になります。

発毛剤の主成分ミノキシジルには、髪を成長させる毛乳頭細胞に直接働きかけ、新しい髪の毛の発毛を実現させつつ、髪をしっかりと成長させることでヘアサイクルを正常な状態にする効果があるのです。